失われた世界を探して

ロストジェネレーションのしみじみ生活

旅行

香港で家人をエスコートしながら、その場所に辿り着くのが大変な場合もあるけど、やっぱり地元の人々が通うお店の料理が一番美味しいんだなぁと、改めて思ったこと

2023/10/06 国慶節という中国の長期連休を利用して香港へ行った。目的は5か月ぶりに家人に逢いに行くことだ。本当はもっと早く逢いたかったが、且つてのようにビザ無しで簡単に中国へは入って来れなくなったので、ビザがなくてもやって来れる香港で逢うこと…

電気自動車に乗りながら窓の外の風景を眺め、やっぱり数十年前にホリエモンが叩き潰された時点で、僕たちの国の運命は決まっていたんだなぁと思ったこと

2023/07/11 ほぼ10年ぶりの駐在先は山奥の田舎の町で、上海などと比べると都市とは言えないくらいどっぷりローカルな場所だ。それはいい意味でかなりのローカルということ。スタッフに招かれて行った地元の料理店で、僕はその迫力のある料理の数々と対面して…

機内食を食べながら「無限の青」を眺め、でも結局この地面にへばり付いてうたかたの命を生きて行くんだなぁと異国の地でしみじみ思ったこと

2023/05/16 いよいよ出国することになった。いろんな意味で長い旅になりそうだ。まだまだパンデミックの影響で現地への直行便が極端に少なく、会社の指示で僕は関西国際空港でもセントレアでもなく羽田から飛ぶことになった。しかもフライトの24時間前にPCR…

嬬恋再訪で、父親の思い出とキャベツ畑の記憶の為に、軽井沢でペイネのグラスを買ったこと

秋の初めに嬬恋へ行った。再訪である。浅間山の麓(ふもと)一帯に広がるキャベツ畑を観たいと思っていたのだ。 夏前に初めて行った時はまだ時期が早過ぎた。キャベツは芽が出始めたところだった。でも、もしこれが全部丸いキャベツとして成長したら、きっと…

南国の人々の逞しさと生きる喜びは、きっと強い太陽の眼差しのおかげだと思ったこと

いきなり行けと言われてたった10日間で準備し、アセアンの工場へ飛び立った。そこからは毎日が仕事だ。朝から夜中まで、その生まれたての工場で、僕は現地のニューカマーたち相手に死に物狂いで働き、運用を立て直し、日本の部隊と会議を重ねて必要な技術支…

九州一周旅行の最後に機内で人生をしみじみ考え込んでしまったこと

九州一周旅行はいよいよ終盤に入った。延岡の安いビジネスホテルを早朝に出発し、僕たちは高千穂に向かった。神が降臨したというあの高千穂だ。古代史が大好きな家人が、吉野ケ里遺跡に次いで楽しみにしている場所だった。 高千穂は想像以上に山間にあって11…

天上の岬で青い空と海に囲まれて馬を眺め、冷や汁をお腹いっぱい食べたこと

九州一周旅行は福岡の博多空港に降り立ったところから始まり、長崎、佐賀、熊本、鹿児島を経て、宮崎に入った。宮崎にはどうしても行ってみたい場所があった。 都井岬である。 日向灘の南端にあるその美しい岬には、野生の馬たちがいるという。 その日もとて…

熊本ラーメンへの敬意と薩摩の国で途方もなく美しい風景を見たこと

九州一周旅行は続く。嬉野温泉から鹿児島へ向かう途中、熊本に立ち寄った。熊本城は震災の修理で近づけなかったけど、遠くから見てもその雄姿に心打たれた。熊本の人々は本当に誇りに思っているんだろうなと思った。あんな雄々しいお城は他に見たことがない…

九州の魅力は食いしん坊にとっては底がないということ

九州一周旅行は博多の食い倒れから始まり、いよいよレンタカーに乗って走り出した。長崎方面に行くから、喜ぶかなと思って家人にハウステンボスで遊ぼうなんて誘ったら、「吉野ケ里遺跡へ行きたい」とのこと。そうか、この人は古代史が大好きで、一人で古墳…

博多でラーメンと餃子と水炊きを食い倒れするということ

勤続年数がある程度長くなると、「家族サービスしてこい」という意味だと思うが、会社から1週間ほど休暇が貰える。なにしろ自分で仕事の都合をつけて時期を決めて休むので、シーズンオフに安い値段で観光地を巡ったりするのにはうってつけの休暇となる。 数…

旅に出るということ

旅をする理由とか意味ならごまんとあって、非日常を味わってストレス解消できるとか、本場のグルメを味わえるとか、要するに効能みたいな理由もあるし、自分を見つめ直せるとか、新たな価値観を見いだせるとか、忘れていた自分の情熱を取り戻すきっかけにな…

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