失われた世界を探して

ロストジェネレーションのしみじみ生活

美食

落ち込んだ時に効く魔法のコトバをきっかけに、人生で出会って来た料理の数々を思い出したこと

仕事でもプライベートでもなかなか上手く行かない、前に進んでいかない、苦しい、みじめだ、空しいなんて、腐るほど経験するのがフツーだけど、それが「フツーだよね」って寝そべりながらゲップでもするように言えるのは、その人が年をとっているからである…

たねやの末廣饅頭を食べながら、秀次の人生とKADOKAWA映画ばりのブルジョワ家庭のお坊ちゃんの事を思い出したこと

「たねや」の末廣饅頭(すえひろまんじゅう)が食べたくなって、家人を連れて近江八幡を訪れた。残暑のまっすぐな青空が頭上いっぱいに広がる休日だ。 近江八幡は八幡堀を挟んで古い町屋が建ち並ぶ美しい水郷の街である。豊臣秀次が築いた城下町を起源とし、…

ゴールデンウィークの真夜中に高速を走り出し、恋する場所でこんにゃくを食しながら、若かりし頃にブラジル人の友人と遊んだ日々を思い出したこと

ゴールデンウィークなんてどこに行っても渋滞で、人だらけで、宿もゴールデンウィーク価格とかで普段よりずっと高いし、寝て過ごそうと思っていた。 金曜日に緊急対応の続きを終え、連休に入る前日の一番幸せな夕方だったはずが、気付けば20時だ。みんな若手…

平凡な勤め人が時々ちょっと贅沢して普通に幸せを味わい尽くしたこと

平凡だけど幸せな休日を、お腹いっぱい味わいたいなと思い、実行してみる。そんなフツーの勤め人のフツーの休みの日の話である。 朝、目が覚め、まだシゴトの数字がぐるぐる回っている。あ、そうだ。あの国はまだロックダウンしているんだった。エアー便も空…

鰻を頬張りながら、昭和世代の若者がどのように怒涛の時代の変遷に巻き込まれて行ったかを、しみじみ思い返したこと

パンデミックのもと朝の7時半から夜の10時まで、毎日毎日、緊急対応や部下のフォローをやっているが、ちっとも光明は見えない。なんて月曜日から金曜日までやって、土日は死んだように眠るが、やっぱ寝るだけじゃ駄目だ、美味しく精(せい)の付く食べ物を食…

ダイバーシティって言葉を聞くとアジアの山奥でいろんな料理を食べた経験を思い出すこと

ダイバーシティという言葉が会社の研修などで頻繁に出てくるようになってだいぶたつけど、多様性の受容というのは口で言うほど簡単ではない。だって自分が生きて来て自分という人生を必死で乗り切ってきた過程では、「世界中の誰がなんと言おうと自分が好き…

人生に特に意味や目的はないが食べる料理が美味しいので人生は生きるに値すると確信をもって言えること

人間は37兆個の細胞で出来ていて、脳とか心臓は別だけど、大半が数年で入れ替わるらしいが、入れ替わるべき新しいものはどこからやって来るかというと、口から入って来る食べ物だ。だから生きるということは食べ物を食べるということだと言われる。でも、ど…

とろろ料理と鮎の甘露煮を食べながら東京時代に飲み明かした夜を思い出したこと

高速に乗って15分も走らせるとかなりの田舎に出られる。地元にUターンして20年近くたつが、地方での暮らしが、最初の頃は「やっぱこんなとこ戻るべきじゃなかった、なんもねぇ~」なんて不満タラタラだったけど、そのうちに慣れ始め、楽しを見つけ出し、幼馴…

料理を食すということ

思い出深い料理ってなんだろう?そう考えてみた。料理に限らず、人間にとっての価値は、そのものだけの価値を意味するのではなく、味わうシチュエーションとかタイミングとか、その時々の僕たちの気分や感情に大きく左右されて意味を決定されるから、ただの…

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